久しぶりの休日、そして梅雨の合間の晴れ。
こうなりゃサイクリングですな。
あたふたと準備し、出発。
じつはサイクリングの準備って面倒くさいんですよ。
飲み物、食べ物、工具、パーツ、ウェアetc・・・短時間で準備するのは至難。
ジョグやスイムのお手軽さとは真逆。
国道32号線、根曳峠登り口分岐より左折し奈路方面を目指します。
奈路川に沿った県道33号線をジワリと登って行きます。
平坦地に恵まれない地域の苦難が滲んでおりますな。
南方に下れば二毛作ができる程の豊かで平坦な広い農地がある地域、なんとも皮肉だなぁ・・・。
寒暖の激しい地域で、丁寧に作られた米が不味かろうはずもなし。
奈路公民館前の三叉路を西へ。
廃道寸前のこの峠を目指します。
ビーパル風情は満載ですが、道は荒れております。
今まで踏み込まなかった三叉路を逆方向へ、プチ冒険。
苔むす林道、いいぞ〜なんだかイイ雰囲気。
激坂もありでキビシかったのに、あっという間に行き止まり(-_-;)
簡易水道施設でした。ここの水なら美味しいことでしょうな。
元の道に引き返し、峠越えスタート。
じ〜ころじ〜ころと踏み込みます。
静謐な山中に響くのは、ギヤの軋む音とオヤジの喘ぎ声のみ・・・・・。
時折、鶯や山鳥達がファイトをくれます。
一か所だけ展望の開けた場所より。
その他は、めちゃくちゃ荒れた暗〜いだけの峠道、これでも県道。
倒木や落石が多く、登りでヒ〜コラとなってる時にコース変更はキツいんですな。
4?程の魔の登りも、このピークにて終了。
ど〜んと視界が拡けるような感動的なシーンもなく、こんなもの。
泣きながら登ってきたのになぁ・・・。
されど、達成感だけはありましたぞ。
上倉の集落から振り出しの奈路公民館まで、別ルートで下るのみ。
下りルートの、県道でない道のほうが整備されているとは皮肉ですな。
大好きな国分川沿いのルート。
今回の峠越えは荒れたコースでキツかったです(-_-;)
だけど、やはりサイクリングや楽し。
スポルティーフなどという、悪魔の囁きが遠くから・・・・・。
いかんぜよ!自転車は金喰い虫!
キモに銘じているオヤジでした(笑)
走行距離:50?
消費カロリー:710㎉