南宝永町に40年以上続くめし屋、福田食堂。
それも、おばちゃん一代限りでというところに驚きです。
そういえば、オヤジもその頃から馴染んでおります(^^)
現在は娘さんと、お手伝いさんと3人にて運営しております。
いかにもトラディショナルなめし屋の店構え。
昔は肉体労働者やサラリーマンで盛況でした。
近年は年金生活者が午前中から酒盛りしている。
それもまた、時代の移ろいなのでしょうな(-_-;)
されど、料理の味は微塵の狂いもなく旨し。
ずら〜ッと並んだおかずは、すべて手造り。
そして、おばちゃんが織りなす昔ながらの土佐の味が郷愁を誘います。
好きなおかずを皿に取り、自己申告をしてめしと味噌汁を頼む。
絶妙にセルフ化されてます。
この日は朝食。
どうしてもモーニングではなく、飯と味噌汁の真っ当な朝飯が食べたかったのです。
野菜も豊富に摂れて、豊かな朝飯でした。
近年は構造的不況で、めし屋や銭湯など庶民に密着したものが衰退するのみで哀しい状況です。
この店はどうやら、娘さんの後継が確定したようで、土佐の真っ当なめし屋は存続するようです。
いいぞ〜ファンとしては嬉しい限りですな。
福田食堂
所 在:高知市南宝永町10‐12
電 話:088‐883‐7789
地 図
営 業:早朝〜17:00
定休日:土曜・日曜・祭日