忘年会が多く、ダルな刺身や料理が不幸の連鎖の如く続き嘆いておりました。
そんなときは、オヤジの舌の原点回帰 「 ゆう喜屋 」 に戻ります。
あぁ、魂の故郷じゃ(デロリンマンか!知らないって?)
お通し、いかの酢味噌和え。
酢味噌が滑らかで柑橘類の香りも良き風味、いかはプリプリ。
お目当ては、なんと言っても、鰹刺身。
みっちり、もっちりの身にきめ細かな脂が乗っており、官能の極みですな。
ここでは 「 鰹刺身 」 に一度たりとも裏切られたことはありませぬ。
とある日なんぞは、「今日の鰹はお出しできません。」ときた。
主人の、その心意気がイイじゃないですか、まさに「深い信頼関係が織りなす鰹刺身」ですな(^^)
どろめのぬた。
どろめ(鰯の稚魚)を、ぬた(にんにく葉を効かせた酢味噌)で頂きます。
ぬたの、にんにく葉と柑橘類のあしらいが絶品。
三岳酒造の「愛子」を湯割りにて。
愛子様誕生の際、三岳の一岳である愛子岳をからめた商品だそうです。
別段、皇室ファンではありませぬので、悪しからず。
それにしても、三岳は高価になりましたな・・・・・
えんこう。
魚の内臓や皮を湯引きしたものを、ポン酢で頂きます。
肝の濃厚な旨味と秀逸なポン酢とのハーモニーで、湯割りが進む、進む。
久しぶりに真っ当な刺身や、魚料理が堪能でき満足。
今後も主人との信頼関係は、連綿と続くことでしょう。
哀しいかな、予約しないと座れないようです。
土佐っぽ料理 ゆう喜屋
所在:高知市帯屋町1-9-5-1F
電話:088-873-0388