お世話させて頂いた、おでん屋 「 夏至 」 オープン!
店舗契約後1年超でのオープンとは、なんともスロースターターですな。
入ってスグのスペース、うむむ・・・いいぞ〜。
この店は、どうやら内装業者渾身の仕事のようですな。
1年間じっくりとマイペースで仕上げた店内を、ご案内致しましょう。
奥のカウンターへの通路脇に滝がある。
ホントにおでん屋かよ〜(^^)
2階北のスペース。
遊び心ありすぎでは・・・・・
インテリア小物や、造花も扱っておられるそうです。
2階南スペースにはVIPルーム。
ここはマジにおでん屋か?
永い間この仕事をしておりますが、こんな驚きは滅多にございません。
トイレ、なんともだだっ広いスペース。
そしてどえらく洒落ている、想定外の連続に笑い出しました(爆)
前置きはここまでとして、料理をご案内しましょう。
黒が基調のカウンタースペース。
調度の高いカウンターと相まって、和みます。
オープンに乾杯!
1年以上お待ちしておりました(^^;)
赤こんにゃく。
お初です、ムッチリとした食感がイイ。
出汁のベースはあご(飛び魚)、上品な薄味ながら旨味がしっかり出ております。
黄色の白味噌は卵の黄身が入っており、滋味深い味わいです。
生麩三兄弟。
左より、青のり、よもぎ、粟。
赤味噌にて田楽気分で楽しめます。
はんぺん。
高知のおでんでは馴染み薄ですが、オヤジの好物。
すり身自体が上質で、密度が高く秀逸。
恥ずかしながら、このレベルのはんぺんはお初でした。
たまご。
出汁にささやかにポン酢が差されており、業師じゃのう。
厚揚げ。
絹ごしでありながら、こちらも密度の高いムッチリとした食感。
トマト
これもまたお初、出汁とトマトの酸味のハーモニーが楽し。
おでんにおける一番の好みは、大根。オヤジにとって、おでんの横綱。
こちらはふろふき風仕立て。
旨味をたくさん吸った大根に、赤味噌のコクととろろ昆布の旨味が絡み、ああ官能的・・・
唐揚げ。
十把一絡げのおでん屋の唐揚げのレベルにあらず。
サイドメニューも充実しており各々のレベルも高そう。
あさりとトマトのパスタ。
上質なソースを造り込んでおりますな。
こうなりゃ赤葡萄酒ですな、コート・デュ・ローヌ、良きブツを揃えております。
ワイングラスに浮かぶおでん、色気ナシですな(笑)
なんともこだわりのスゴいおでん屋でした。
晩秋に向かい、熱燗とおでんが楽しみですな。
夏至(げし)
所 在:高知市本町2-1-3
電 話:088-822-7255
営 業:17:00〜24:00
定休日:日曜日・月曜日